
なかなか治らない背中ニキビや、残ってしまったニキビ跡って、当然ですけど何とかしたいですよね。
凸凹が残った状態は水着を着るのも背中が開いた服を着るのもためらってしまいますし、もちろんニキビが出来ている状態ではなおさらのことです。
そして毎日ケアしていてもなかなか治らないと悩んでいると、
「ピーリングが良いよ」
と聞くことがあります。
ただ、肌に負担をかけるとの話も聞きますし、そもそも自分の背中に対して実施するのはなかなか難しい事のようにも思えますよね。
この記事をご覧になられている方も同じ疑問をもってこの記事にたどり着いたでしょう。
筆者も個人的に、背中の黒ずみやコメド(ニキビの原因)を防ぎたいな~と思っているので、今回改めてチェックしてみることにしました。
ピーリングがなぜ効果があるのか、また具体的な自宅ピーリングのやり方やおすすめグッズなども紹介していきますので、自宅ピーリングが気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
ピーリングとは?
自宅ピーリングが気になる場合も
- ピーリングとは何か
- 具体的な効果
こういった基本的な部分を知らないと、そもそもやっていいものかどうかも分からないですよね。
どう背中ニキビに効果があるのかも分からなくなってしまうので、まずはここから押さえていきましょう!
ピーリングとは専用の薬剤や石鹸を使って古い角質を強制的に剥がし、そうすることによって肌の生まれ変わりを促進させることを言います。
肌は内側から作られ少しずつ押し上げられ最後に垢となって剥がれ落ち、このサイクルのことを
「肌のターンオーバー」
と言うんですね。
そして背中の肌の特徴として「皮膚が分厚い」というものがあり、背中はターンオーバーの乱れによって毛穴に角質や皮脂がつまりやすいというものがあるんです。
ピーリングの背中ニキビへの効果は?
日本語で「野菜や果物の皮を剥く」という意味合いもあるピーリング。
お肌の場合は古い角質を取り除き
新しいお肌を生み出す仕掛けを作る
という意味になりますね。
背中ニキビの場合は、皮膚が他の部位に比べて厚いために肌の新陳代謝、つまりターンオーバーが乱れてしまうようなことが、体質によってあります。
そこでピーリングの力を利用して
今まで乱れていたお肌の肌サイクルを
正常化させていく、という訳ですね。
また、ピーリングにはフルーツ酸(AHA)や、微小なスクラブなどを利用していきます。
これらは古い角質を取り除く効果が高く、「背中ニキビに効果がある」と言われる理由なんですね。
ピーリングの注意点
肌のターンオーバーの正常化は背中ニキビ対策としてもとても重要ですので、こう聞くとピーリングはとても良いものと思ってしまうかもしれません。
しかしピーリングは強制的に古い角質などを剥がし取るので、もちろんですが肌のバリア機能も大きく下げてしまうんですね。
ですから皮脂量が多く肌が強い方の場合はおすすめできますが、乾燥肌・敏感肌で日頃からヒリヒリしやすい、荒れやすいという場合はあまりおすすめできません。私の場合もこちらですが、逆効果になります。
こういう肌質の場合はピーリングで肌のバリア機能を下げてしまうより、しっかり清潔を保って保湿をする方法がおすすめです。
またピーリングは無理矢理古い角質を剥がし取るという性質上どうしても刺激が強いですので、炎症しているひどい背中ニキビがある場合もおすすめできません。
同様に肌が弱っている状態、例えば日焼けした直後などもピーリングは控える必要があります。
「ピーリングを試してみたら背中ニキビがさらに悪化した」
ということもよく聞きますが、それはこういった注意点を守っていなかった場合がほとんどなんです。
- 肌が弱い方はピーリングではなくしっかり清潔と保湿を心がける
- 炎症している場合はまずは抗炎症作用のあるニキビケア用品で炎症をケアしてから
この2つのポイントはうっかりピーリングによって背中ニキビを悪化させないためにも大切ですので、チェックするようにしてくださいね!
ピーリングがおすすめの場合
逆にピーリングをすることによって、背中ニキビを大きく改善出来る状態というものもあります。
最も効果を発揮するのは
「ニキビ跡」
で、赤みやシミとなって残ってしまった背中のニキビ跡にはピーリングが有効です。
肌のターンオーバーを促進する、そして古い角質を落とすことで肌の再生を促し、きれいな背中を作ることが出来るんですね。
またピーリングによって古い角質や皮脂も取り除くことが出来ますので、継続することによって
「ニキビ予防」
としても良い方法なんです。
肌が強くニキビ跡の悩みが多い方にはピーリングはおすすめできる方法ですので、ぜひやり方などもチェックしてみましょう!
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自宅でできる!ピーリンググッズとセルフケア方法を紹介
ピーリングは一般的に病院やサロンなどで行うイメージがありますし、事前の肌質チェックやアフターケアも考えると安心ではあります。
しかしこういった方法では費用もかかりますし、通院や予約の手間と言った負担も小さくありません。
ですから今回は自宅で行うピーリング石鹸を使った方法を、安全策も踏まえてご紹介します!
ピーリングは専用の薬剤や石鹸を使うと最初にお話しましたが、
「ピーリング石鹸」
はお風呂で洗いながら使える石鹸として、ピーリングを初めてやってみるという方にもおすすめです。
おすすめのピーリング石鹸としては「AHA(フルーツ酸)」や「酵素」が含まれているものになります。
例えばこのような石鹸が、薬局やこのような通販サイトでも販売されていますので探してみましょう!
フルーツ酸の石鹸ということで肌にも優しく、初めてピーリングをする方には今ご紹介した石鹸がおすすめです。
やり方としては毎日の入浴時と同じようにこういった石鹸を使って背中を洗うだけですが、最初は
「1週間に1回」
程度から始めましょう。
何度もお話しているようにピーリングは肌への刺激が強くバリア機能も低下させてしまいますので、最初から多用するのは危険です。
またピーリング後に痛みやかゆみが出た場合はしばらく間隔をあける、もしくは使用をやめることも考えておきましょう。
逆に慣れていって肌も問題なく物足りないと感じるようでしたら、もう少し(3日程度)間隔を狭めても大丈夫です。
このあたりは自分の背中の状態をしっかりチェックしながら、無理をしないように調整していきましょう!
こちらは肌が弱い方、敏感肌だけどピーリング石鹸を試してみたいという方におすすめですので、ぜひ見てみてくださいね!
アフターケアもしっかりと
何度もお話しているように、ピーリングは肌のバリア機能を低下させ刺激も強い行動になります。
- タオルは肌触りがよく柔らかいものを使ってそっと背中を押し拭きする
- 入浴後は化粧水や保湿クリームなどでしっかり背中を保湿しケアする
こういったアフターケアをしっかり行わないとせっかくのピーリングも悪影響になりかねませんので、注意しておきましょう!
背中を保湿して背中ニキビとオサラバするには?
特に乾燥は背中ニキビの原因として一番に挙げられるほど背中ニキビにとってもよくありませんので、しっかり保湿して潤わせておくことが大切です。
また毎日使うものではないピーリング石鹸はお風呂に放っておくとやはり雑菌がつく可能性があります。お風呂場に置いたままでもふやけてきてしまう事もあります。
保管方法もしっかり考えておく必要があります。
専用のケースなどを用意して、毎日使うものとは別に置いておくなど出来ると安心ですね。
このようにアフターケアをしっかり行う、背中の状態をチェックしながら安全に継続することによって、2~3ヶ月ほど続ければニキビ跡も変わってくると思います!
まとめ
ピーリングは注意しなければならないことなどもありますが、正しい方法で続ければ効果が出る方法でもあります。
特にニキビ跡には効果的ですので、自分の背中の状況をしっかり確認し、安全に使っていきましょう!
自宅でのピーリングの場合は効果も緩やかかもしれませんが、その分安全に続けていける、通院などもせず続けていけるというメリットがあります。
石鹸なども安く販売されていますし安全に使えますので、ぜひ自宅ピーリングで背中ニキビも改善していきましょう!