
背中ニキビが出来るともちろんケアも気をつけますし、食生活や睡眠時間だって気を配りますよね。
でもそうやって毎日ニキビケア用品をつけているのになかなか背中ニキビが治らない、治ったと思ったのに直ぐにできる……
こういった場合、もしかしたらシャンプーの洗い残しが背中ニキビの原因となっている可能性があるかもしれないんです。
シャンプーやリンス、またボディソープなどを使って毎日髪や身体を洗うのが基本ですが、背中は目に見えない分、手足や胸などと違ってしっかりすすげていないことがあるんですね。
……それを放置しておくと、一体どうなってしまうのか?
その洗い残しが実は背中ニキビにとってとても良くなく、背中ニキビの原因となっている可能性があります。
今回はなぜシャンプーのすすぎ残しが背中ニキビの原因となるのか、解決するためにはどのようなすすぎ方をすれば良いのか、またおすすめの低刺激商品などもまとめてお伝えさせていただきますね!
背中ニキビの原因とシャンプーの関係
シャンプーなどのすすぎ残しがなぜ悪いのかを知るためには、そもそもどうして背中ニキビが出来るのか、その原因を知っておく必要があります。
ですからまず最初に、
「背中ニキビの原因」
を知っておきましょう!
背中ニキビが出来る原因はいくつもありますが、よくある原因を大雑把にまとめると
- 皮脂の過剰分泌
- シャンプーなどのすすぎ残しの刺激
- ホルモンバランスの乱れ
こういったものが原因なんです。
得にシャンプーなんかは「界面活性剤」という、人間のカラダの皮脂を科学的に分解するような成分を含んでいるので、洗い終わったらすぐにすすぐべきなんです。
このシャンプーを皮膚にとどまらせておいたらお肌に悪いのは明白ですよね。
これらの要素が肌を乾燥させ……つまりバリア機能を低下させて、ニキビの元となるアクネ菌などの繁殖、また毛穴の詰まりを発生させる原因となるわけです。
イメージ的には、自ら毛穴という穴にマンホールのような蓋をかぶせる感覚と似ていますね。
シャンプーの洗い残しは刺激となって乾燥やかぶれなどのトラブルの原因となりますし、洗浄力が高い成分がずっと肌に残っているということは、それだけで肌へのダメージとなります。
シャンプーの肌への影響はかなりデカイ
洗い残しは、お肌に対しては
「自●行為」
になります。
肌へのダメージはそのままバリア機能の低下、またいまある背中ニキビへのダメージにもなりますので、想像以上にシャンプーの洗い残しがある状態は危険なんです。
シャンプーの洗い残しはこのように大きくまとめた原因のひとつとされるほど可能性が高く、また背中ニキビが続いてしまう原因にもなってしまっているんですね。
もちろん乾燥へのケア、皮脂の過剰分泌を防ぐためのケアとして「保湿」も大切ですので、洗い終わったあとはしっかり化粧水などで保湿することも忘れないようにしましょう。
背中ニキビが続いている場合はこういったタイミングでジュエルレインなどの背中ニキビケア用品を使うことによって改善も進められますので、合わせて考えてみると良いと思いますよ!
泡を洗い残さない上手なすすぎ方・洗い方は?
シャンプーの洗い残しをしないようにするための方法はいくつか考えられますので、これから紹介していきます。
毎日のシャンプーや入浴時を思い返しつつ、出来ていないと思えるポイントがあれば治してみましょう!
大まかなポイントとしては、
- 髪の洗い方
- 洗う順番
- 湯船の浸かり方
- 洗い終わった髪のケア
などがありますが、基本的には出来ることをドンドンやっていくといいですね。
(もちろんポイントだけではなく、日頃から入浴時は背中もしっかり洗い流すくせをつけていくことも大切ですのでお忘れなく!)
髪の洗い方
髪を洗う際ですが、皆様どのようにシャンプーを使って洗っていらしゃるでしょうか?
基本的にシャンプーを手に取り、泡立てて頭につけてそのまま頭を上向きにして洗っている方が多いのではと思います。
髪の洗い方としては何も悪いことはないのですが、頭が一番上にあるとやっぱりその分シャンプーが背中に流れていく可能性が高くなるんですね。
ですからこういった状況への対策として、頭を下に向けてシャンプーをするという方法があります。
こうすることで背中にシャンプーが流れることを少しでも防ぎ、結果的に洗い残しも減らすことが出来るんですね。
……とはいえ実はこの方法の場合、背中より確認がしやすいだけで首やフェイスラインにはシャンプーが流れやすくなっています。
鏡などで確認しつつ、やっぱり背中も含めてしっかり洗い残し、すすぎ残しがないようにチェックすることは大切ですね。
洗う順番
シャンプーのすすぎ残しが背中に残っているということは、つまり髪を洗う順番が後半になっているとも言えます。
ですから入浴時の洗う順番として、まず最初に髪の毛を洗ってから身体を洗い、しっかりすすぐようにすることで背中の洗い残しも減らすことが出来るんですね。
頭を洗ってから身体を洗えば自然と背中にもしっかりシャワーなどを流してしっかりすすいでいると思うので、ぜひ順番も考え直してみましょう!
湯船につかる
これも毎日の入浴スタイルによると思うのですが、例えばシャワーだけが毎日続いている方はぜひ実践していただきたい方法なんです。
湯船に浸かるタイミングとしては、一番最初もしくは髪を洗浄後をもっともおすすめします。
洗う前にしっかり浸かることで肌の表面が柔らかくなり、皮脂汚れなどをしっかり落としやすくなるのでおすすめです。
またお湯の温度は40℃以上にしてしまうと背中ニキビの刺激ともなってしまいますので、39℃くらいの温度を心がけておきましょう!
洗い終わった髪をまとめる
特に髪の長い方は注意が必要なのですが、洗い終わった髪をそのまま背中に流していると、髪に残った成分が背中に付着してしまう可能性があります。
トリートメントやリンスには特に
髪に良い成分が含まれていますが
お肌には単なる毛穴を塞ぐ
有害物質となってしまいます。
髪が短い方もやっぱりしずくがかかる可能性がありますので、入浴後はタオルなどで髪をしっかりまとめ、乾いてから流すようにしておきましょう!
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低刺激シャンプーなら背中ニキビには平気?
毎日ここまで考えるのは大変だから、例えば低刺激性のシャンプーなどを使えば……という考えもあるかもしれませんが、基本的にはやっぱり洗い残しがあると良くないことに変わりはありません。
とはいえ特に敏感肌の方などの場合、普通のシャンプーやボディソープではなく低刺激性タイプを選ぶことによって改善する可能性はもちろんあります。
またシャンプーによく含まれているシリコンですがこれは皮膜力が強くいです。
背中の肌についてしまうと毛穴を塞いでしまうことがあります。
なので、基本的には「ノンシリコン」を選択すると宜しいかなと。
ニキビは毛穴の詰まりによって皮脂がたまることで出来てしまうので、直接の背中ニキビの原因にもなってしまうんですね。
肌が荒れやすい方、背中ニキビがなかなか改善しない方は、一度低刺激性タイプ、ノンシリコンタイプに切り替えて、その上でしっかり洗い残しがないようにしてみてはいかがでしょうか?
背中ニキビにも安心な、おすすめの低刺激シャンプーはある?
背中ニキビ対策としておすすめなノンシリコン・低刺激性のシャンプーももちろんありますので、いくつかご紹介していきますね!
ハーブガーデン
ハーブガーデンはシャンプーとコンディショナーがセットになっていて、多くの女性向け有名雑誌で第一位を獲得したシャンプーです。
天然由来成分100%、ノンシリコンのアミノ酸シャンプーで、38種類もの植物エキスが配合された髪と肌に優しい商品となっています。
また
- 石油系界面活性剤
- 合成香料
- 着色料
- 保存料
これらが一切含まれていません。
植物が持つ本来の力を活かしたケア、ボタニカルシャンプーであり、保湿成分も含まれていますので髪をしっかりケアし、肌への刺激も低いものとなっているんですね!
ミノン ヘアシャンプー
ミノンはリンス不要のシンプルケアが嬉しいシャンプーであり、赤ちゃんも使える低刺激性の医薬部外品シャンプーです。
もちろんノンシリコンタイプであり、さっぱり無香料タイプ。1歳から使用可で、お子さんにも使えるのは嬉しいですね!低刺激タイプシャンプーの王道商品です。
うるおいを取り去ることなくしっとり洗い上げるアミノ酸洗浄剤(ココイルグルタミン酸TEA)が主流のシャンプーで、リンスもなく髪をしっとりと優しく洗い上げてくれるんですね。
赤ちゃんも使える低刺激な弱酸性ですのでもちろん肌への刺激も少なく、背中ニキビに悩んでいる方にもおすすめです!
まとめ
シャンプーの洗い残しなどが背中ニキビに良くないということ自体は広く知られていますが、どのような理由で良くないのかはあまり知られていないように感じます。
実際にはこのようなたくさんの理由があり、背中ニキビに悩んでいる方にとっては決して見逃せるようなものではないんですね。
低刺激性のシャンプーなどを使うことによって刺激を減らすことは、もちろん大切です。
そして洗い方を考えること、そしてどのようなシャンプーを使ったとしてもしっかり背中を洗い流すくせをつけておくことが大切だと思います!